「死神くん」公式HP中田秀夫監督インタビュー
智くんの理解者、味方がたくさん増えていく感じがして、すごく嬉しくなるインタビューです。
http://www.tv-asahi.co.jp/shinigamikun/sp_int/0003/
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Q.最後に食べたいものは?
「おにぎり!(笑) お米、好きなんですけど、今炭水化物抜きダイエットしてて…」
Q.最後にしたいことは?
「家族とゆっくり話をして…日常の生活をするということですね」
Q.最後に行ってみたい場所は?
「生まれ育った場所かな」
――最初に『死神くん』の企画に触れたときの印象はいかがでしたか?
人生の最期のときに寄り添う“死神”という、ヒューマンでありかつ正義心もあるという設定に、すぐにピンとくるものがありました。
3年前の震災の後にドキュメンタリー映画を撮らせていただき、そのときに残された方々へのインタビューなどを通して「生と死」というものについて考えました。
今回はその「死」を迎える本人を通して同じテーマを撮れる、というのが偶然ではありますが、そのときの体験と重なるものがありました。
すごく「やりたいな」と思ったのが最初の印象でした。
――物語の世界観はすぐに思い浮かぶものがあったのですか?
死神、監死官、主任、悪魔がいて、その相対するところに人間がいて…。
死を前にして慌てふためいたり、エゴがむき出しになったりするのだけれど、最期にはある程度の満足感を得て死を迎えることができる、というえんどコイチさんの原作に則ったテイスト、というのは外してはいけないということですね。
そこには最大限のリスペクトをしました。
さらに、社会悪に対する正義感、というのも外してはいけないと感じましたね。
――テーマも、いじめや会社の上司との軋轢など身近であり現代的なものが多いですね。
原作は30年前ですが、今の問題ともリンクしていて、全然古臭く感じないですよね。
表面化していないだけで、いろいろな出来事が今も昔も脈々と続いているのかもしれません。
「生きづらい世の中だな」って思っている人たちが、このドラマや原作の漫画を通して、何かを感じてくれたら嬉しいですね。
――原作のエッセンスは大事にしつつ…という中で、中田監督がこだわりを持たれている部分はありますか?
そうですね。
物語のテーマ的にも真面目に捉えるとすごく重い話なのですが、それをいかに金曜の夜に楽しく観ていただけるか、というところですね。
そこで大きな意味を持ってくるのが、大野くんの飄々とした雰囲気と、人間とは少しズレた感覚を持つ死神のキャラクターです。
大野くん自身が持っている身軽さ、軽やかさがうまく物語と調和するのではないかと思っています。
――大野さんに対して抱かれていた印象というのはありましたか?
同じ業界の仲間内から「天才肌らしい」という噂は聞いていましたが、本当にその通りでした。
演技に関しては天性の勘がありますし、体のキレもいいので、宙を飛んだりするシーンも安心して見ていることができました。
――死神のキャラクターというのは、監督を中心に構築されていったのですか?(笑)
それほどカッチリと、セリフはこうで動きはこうで、と決めたわけではありませんが、ただ死神のとぼけた味は出しつつも、死にゆく人に寄り添い、見守っていく、というスタンスは、大野くんの持つ雰囲気によるところが大きいですね。
大野くんの軽やかさ、色付けのない感じが“白い画用紙”のようで、とぼけた部分と寄り添う温かみの部分と、すごくいいバランスを出してくれていると思います。
「監督のおっしゃるようにやりますので」と言ってくれたので、すごくやりやすかったです。
――撮影をしている中で印象的なシーンなどはありましたか?
第1話なんですが、福子(大原櫻子さん)と死神(大野さん)が図書館の前のベンチで話をするシーンがありました。
お芝居は長回しで、カメラは少し引き目に撮っていたのですが、ふと一瞬大野くんにカメラが寄ったカットがあったんです。
そのときの大野くんの表情がすごく良くて…。
わずかに微笑を湛えながら「死ぬというのは本当にそんなに悪いことなのか」ということを福子に問うのですが、すごく素敵な表情だったんです。
僕が思っていた“大野くんにしかできない死神”というのは、例えばこういうカットにあったんじゃないかな、と。
大野くんはたいへん多彩な才能の持ち主ですが、僕が見ているのは彼の“俳優”という側面。
そこに33年間生きてきた中で得た何か、が確かに加わっていたんでしょうね。
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死神くんというお話を通して、智くんの良さを知ってもらえることが、ほんとに嬉しくてなりません。
本当に、こんな風に言ってもらえてよかったなあと思うんです。
ラジオで、一話完結だから、みんなとすぐ離れ離れになっちゃって寂しいって言っていた智くん。
たぶんきっと、ゲストさんたちもそう思っていると思うよ。
もっとこの人と一緒にいたいなあってね。
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「今度は私から好きと言いたい」第3話をブログUPしてあります。
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4話からはあちらで書かせていただきますので、もしよろしければいらしてくださいね。
「今度は私から好きと言いたい」
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「あなたを知りたい」蒼月ともえ
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tomoe