こんばんは。
前記事にたくさんのメッセージをありがとう。
みなさんの率直な意見を聞かせてもらったので、
私も、自分の考えを書かせていただきますね(^ ^)
できればこの記事は、前記事を読んでからお願いいたしますm(_ _)m
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長男は、物静か。
次男は、賢い。
三男は、明るい。
四男は、冷静。
五男は、熱い。
長男は、運動神経抜群。
次男は、興味の幅が広い。
三男は、努力家。
四男は、ユニークな発想。
五男は、ストイック。
もっともっと、挙げればきりがありませんが、個性的な、仲良し五人兄弟がいました。
五人は、駅伝大会に出場がきまっていて、毎日練習をしています。
今日も、いつもの河原を五人でランニング。
そのとき、アクシデントが起こりました。
前の日に降った雨でできた水たまりに足を取られて、四男が転んでしまったのです。
うずくまる四男に、真っ先に駆け寄る五男。
次男は、タクシーを呼んでくると、大通りに向かって走っていきました。
三男は、じゃあ、財布を取ってくると、家に向かって走り出します。
五男が、立てる?と聞くと、
四男は、大丈夫、大丈夫、と答えました。
五男の肩に掴まって、立ち上がろうとする四男の前に、黙って背中を向けて屈む長男。
四男は、ふっと一つ息を吐くと、長男の背中におぶさりました。
「ごめん、俺のせいで…大会に出られなかったら…」
五男は、「大丈夫だから、心配すんなって。」と、謝る四男を励まします。
そこへ、財布を持って、ハアハアと息を切らせて戻ってきた三男。
「おーい、こっちだ!」
声のする方をみれば、タクシーを連れて次男が河原まで戻ってくるところでした。
こうして四男は、少しの痛みは残ったものの、なんとか無事に大会に出場することができました。
さて、問題です。
この五人のうち、誰が一番偉いですか?
私の答えは、「みんな」です。
黙って背中を貸した長男も、
一刻も早く病院へとタクシーを拾いにいった次男も、
必要なものを揃えに行ってくれた三男も、
必要なものを揃えに行ってくれた三男も、
怪我をおして大会に出場した四男も、
すぐに駆けつけ寄り添い励ましてくれた五男も、
みんなが、
今できること、何をしたら良いかを判断し、動いています。
怪我をしたのが四男でなく、
長男だったとしても、
次男でも、三男でも、五男でも、
結果は同じだったと思います。
そして、
駅伝は、五人の襷を繋がなければゴールできません。
だから、私の答えは「みんな」です。