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妄想小説@続「愛念」⑪

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おはようございます。

てか、早くてスイマセン(;´Д`)ノ


んも~~!!

アメブロっ!いい加減にしてくれっ!!

不具合ハンパなくて、また全文消えたし、画像アップできないし、フリーズしまくるしで、格闘していたらこんな時間です(°Д°;≡°Д°;)←ちゃんと寝てますから、心配しないでくださいね。


すぐに上げないと、またバグっちゃうかもしれないので、早い時間に記事をUPすることをお許してくださいませm(u_u)m



前記事、「ジャニーズフィルムフェスタ」について、コメントを読ませていただきました。


みんなが公平に参加できるイベントじゃないって、辛いですよね…(TωT)

できるだけ、皆様に伝わるようにレポしますから…伝わるといいなあ…


あ、パンフレットですが、翔くん15ページ(対談内容の文字おこし全文)、ニノ15ページ(対談内容の文字おこし全文)、長瀬くん、錦戸くん、大倉くんも15ページ、東山さん、坂本くん、光一くん、滝沢くんも15ページ、HSJUMPも10ページぐらいあるんですが…


智くんは、いろいろやってたり話していたりしていたにもかかわらず、4ページしかありません(x_x;)

ここ、ちょっとどうなの~って感じです。(´д`lll)

でも、小さいのもふくめて、写真は多いかもしれません。

…多くても、この衣装ですけどね(笑)



買うときは、一種類につき一度に買えるのは5冊まで。

もう一度並び直せば、また買うことができます。


それから、袋などはいただけませんので、グッズをたくさん買いに行く際には、エコバック等の別の袋があった方がいいです。



なにかまた、気になることなどありましたら、コメントに書いてくだされば、応えられる範囲で応えますね。

よろしくお願い致します。





さて、「愛念」ですが…皆さんもお気づきのように、終わりが近づいております。


最後まで全力で書かせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

(ただし、今週は家族旅行も控えておりますし、早いアップはできないかもしれません。)



いつもたくさんのコメントやメッセージをありがとうございます。

なかなかお返事できなくてごめんなさい。


いつも感謝の気持ちでいっぱいです。



※アメンバーの募集は致しておりません。

お問い合わせにも、数が多くてお応えできません。

こちらをもって、回答とさせていただきますので、どうかよろしくお願い致します。

また時期が来ましたら、ブログで告知いたしますので、それまでお待ちください。





それでは、お話の続きをどうぞ。



妄想小説@「愛念」①はコチラ


http://ameblo.jp/see-la/entry-11557388231.html



初めていらした方は、第一話から読んでみてくれると嬉しいです(´∀`)







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










閃光と雷鳴の間隔が縮まってきた。



Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説-image



…かなり近い。


ナナにもしものことがあったら、元も子もない。


「ナナ、ここは危ないから、向こうにいこう。」




ナナの手を引いて、隣接する公園の広場に降り立った。


確かここに…雨を避けられる子供の遊具が…


「あった、ナナ、あっちだ。」







「入って!」



Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説-image




俺もナナの後に続いて、身体を屈めて入った。


土管の中には、プラスチックのお皿やお菓子の包み紙、古い毛布なんかが乱雑に置いてあった。


まるで秘密基地。

子供たちが、日頃ここで遊んでいる様子が目に浮かぶ。




「こんなとこ、久しぶり…


横に並んで座るナナが、ニッコリ笑って、俺に小さなお皿を渡してくれた。


「ありがと。」


俺はそれを受け取って、ご飯を食べる真似をする。



お互い目が合って、思わず笑みがこぼれる。




「もう少し雨宿りして、雷がおさまったらウチに帰ろうな。」


「…はい。」



Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説



ナナの手に、そっと手を重ねた。


「手…冷たいな…大丈夫か?」


ナナを見れば、小さく震えはじめていた。




「実は…少し…寒くて…


俺はナナの肩に手を回して、ギュッと引き寄せた。

雨に濡れて冷たいナナの身体。



長時間、風雨にさらされて、ナナの体温はぐっと下がっていた。

こうしているだけでも、ナナの震えはどんどん大きくなっていく。



「ナナ…服、脱いで。」



「えっ…ここで、ですか…?」


ナナは戸惑いの表情を見せる。




「ああ、そのまま濡れた服を着ていたら、大変なことになる。だから、…脱いで。」



「…でも…。」


確かに、こんなところで脱げ、なんて言われたら、そりゃ戸惑うか…



「大丈夫、誰もいやしない。

今、見えないようにしてくる…だから…な?」


俺は、土管の入り口には自分のジャケットをかけ、反対側にはワイシャツで目隠しをした。



その様子を見ていたナナは、「分かりました」と俺に背を向けブラウスを脱いだ。


俺は、服を全て外したナナを、後ろから包み込むように抱きしめた。

下に敷いてあった毛布を引っ張って、ナナの身体を覆った。



ナナの震えが伝わる。

冷たい肌が痛々しくて、必死で肌をさすって温めた。



華奢な身体。

濡れた髪からは、ポタポタと雫が落ちる。


俺の体温なんか全部くれてやるから、早くナナを温めてやりたかった。





「今度は、俺の方に身体を向けて。」



ナナは頷いて、毛布の中で身体を反転させた。


俺はナナの背中に手を回し、ゆっくりと引き寄せる。

背中をさすって温めた。



向かい合う胸から、互いの心音が伝わる。


ナナの頬に俺の頬を寄せる。



「…あったかい…



「そっか…よかった。」






外はまだ激しい雷雨。

何度も響く雷鳴に、ビクリと驚くナナ。



Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説-image



その度に「大丈夫」だと抱きしめる。





「もっと、こっちにおいで。」


ペタンと床に座っていたナナを抱き上げて、俺の上に座らせた。

ナナの腰を引き寄せ、一ミリの隙もないくらい抱き合った。











…どのくらい抱きしめていただろう。


ナナの身体が温まり、震えがおさまってきたのが分かる。


「ナナ…?



「…はい…





「…カレーありがとな…


「うん…



「うちに帰ったら、一緒に食べような…


「…うん…





ナナは、そのままスッと眠ってしまった。




雨も止み、雷も遠ざかったようだ。



眠っているナナをそばに寝かせて、俺は衣服を身に着けた。

土管の外に這い出て、ナナを毛布にくるんで抱き上げる。


寝ているナナを起こさないようにしながら、家路を急いだ。














ようやく帰りつき、ドアを開ければ、漂うカレーの匂い。


腕の中で眠るナナを見て、やっとここに戻ってきたとホッとする。





寝室のベッドに、ナナをそっと下ろした。



熱を測れば、少し高めの37度。

手にした体温計を見ながら、はあっと息を吐いた。


…大変な想いをさせちまったな…




オレンジ色の、小さな電気をつけただけの薄暗がり。



Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説




巻いていた毛布をそっと外していく。


ナナの美しい肢体。

透き通るような白い肌のあちこちに、泥がこびりついている。


手で拭おうとしても、そう簡単には取れなかった。


お湯でタオルを濡らして、ナナの身体の汚れをゆっくりと拭き取っていく。



足先、ふくらはぎ、太もも…

細い腰と呼吸と共に小さく上下する胸元。



指先、腕、肩、首…最後に顔の汚れを落とそうと、頬に触れる。


額に張り付いた、濡れた髪を退ける。



しばらく、ナナの寝顔を見ていた。


スヤスヤ眠るナナが愛しくて、手を止め頬にキスをした。




これ以上はいけないと、ナナに布団をかけて、バスルームに向かった。










シャワーを浴びた後、ナナの様子を見に寝室へ戻る。


静かに寝息を立てて眠っている。

いけないと分かっていても、どうしようもなく引き寄せられる。



「…ん…



軽くしたつもりだったが、ナナを起こしてしまった。


俺はあわてて唇を離し、「大丈夫か?」と聞いた。



ナナは「だめ」だと、小さく首を振った。


「どこか、具合が悪いのか?」





「…やめないで…



「えっ…?


「やめないでください…



「ナナ?」




「…キス…して…くださ…


俺は、ナナの言葉が言い終わる前に、もう一度唇を重ねた。


ナナの頭を押さえて、深くキスをする。

少しだけ泥の味がする。



熱を帯びたナナの唇は、俺の心を震わせる。

口腔で絡まる想い。


ナナの髪をかき混ぜるように優しくまさぐり、時折、ギュッと掴む。

どうしようもないぐらい、気持ちが溢れてこぼれた言葉。


「ナナが…好きだ…



口に出すたび、その言葉に、溢れる想いに、胸が押しつぶされそうになる。




俺のこと、全部持っていっていいよ…



Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説-image


愛しても愛しても、愛し尽くすことなんかない。


ナナの存在が、それを証明してくれていた。












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