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妄想小説@「君ヲ想フ」④(大野智と相葉雅紀)

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妄想小説@「君ヲ想フ」①(大野智と相葉雅紀)はコチラ↓


http://ameblo.jp/see-la/entry-11535646713.html




※妄想小説@「君ヲ想フ」④(大野智と相葉雅紀)は限定と通常でアップしてありますが、お話は同じ内容です。


違いは、智と潤のシーンを少しだけカットしているだけです。


内容は繋がるようになっていますので、ご了承ください。





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気付けば俺は、潤と唇を重ねていた。



「大野さん…


Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説




「今は…何も考えず…ただ、俺に身を任せて…



潤はその唇を顎へ、そして喉へと落していきながら囁いた。


俺は潤の囁きに抱かれ、身を預けていく。










俺たちは、着ていたシャツを脱ぎ落した。



覆いかぶさってくる、潤の素肌の確かな感触。


ダイレクトに伝わる潤の鼓動が、熱さが、俺の心に斬り込むように刻まれていく。




Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説






このまま心も身体も全部、潤にもっていかれそうになっていることが分かる。


潤…お前ともっと深く繋がりたい…



だから…俺を…









潤の想いに応えようとした瞬間、ザッと温かな風が吹いた。





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風?

まさか…


空調はOFFのはず…



風など吹かない室内。

なのに…今、俺は風を感じた。



「…サトシ…」



えっ…?


確かに聞こえた。

そして見える、森か…?どこだ…?




Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説-image




潤とは違う、誰かの声…

懐かしい声…


俺に向かって手を振っている。


心がざわめく。



「…サトシ…」


俺の名を呼ぶ、お前は誰だ?


不思議と怖さはなかった。

















「大野さん…?」




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名前を呼ばれて、我に返る。


…ああ、そうだ、今は潤と…



「…ごめん…今日は…もう…



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潤は手を止めて、俺を優しく抱きしめる。


「…急ぎ過ぎました…すいません…大野さんの気持ちも考えずに…


「いや…違うんだ…ごめんな…。」




潤の瞳が寂しげに揺れている。



俺は、潤の首に腕を回して、


「明日からもずっと一緒だからな…。」


そう言って、潤から体を離して、隣に寝転んだ。




身体のほてりを覚ますために目を閉じる。


潤はバスルームに向かった。




潤の後ろ姿を、ぼんやり眺めながら考える。



あれはなんだったのか…


心の奥に問いかけても、答えは出なかった。


そのまま俺は、深い眠りに落ちていった。




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