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相葉雅紀くんお誕生日記念:妄想小説@続「赤い糸」(大野智と相葉雅紀)

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昨日の妄想小説@「赤い糸」の続きです。



妄想小説@「赤い糸」はコチラ↓


http://ameblo.jp/see-la/entry-11511433575.html






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







photo:05








「ねえ、リーダー…



「ん?」



「結婚ってさ、どうすんのかな。」



「どうって?」




「俺たち男同士だし…結婚っていってもさ…



「ああ、何?結婚式とかしたいの?」




「…違うよ、その、何…いろいろあるじゃん。」



「いろいろ?」



隣で寝ころぶ相葉ちゃんは、俺の方を向いてはにかんだ。





「ん…だから…初夜的なものとか…



photo:01






「…は?」



「え、いや…なんでもない。」




「え?なんだよ?もっかい言って。」



恥かしがるキミに向かって、わざと責めたてる。


「何?何したいって?」





「いいよ、もうっ!リーダーのバカっ!」



「ふーん、じゃ、いいや。」


俺はむっとしたように背を向ける。





「あっ、ちょっと待って、待ってよ。」


俺の背中にキュッとくっついて、ちょっと待ってって抱きついてくる。



「…なんだよ?」


わざと機嫌悪そうな俺。





「…だから…初夜的なもの…リーダーと…




「キャ~!相葉ちゃんのエッチ~!」


俺はわざと自分を抱きしめて、くねくねする。




「だーー!!だっから、も~!リーダーってば、ちがうってば!!も~!!」



真っ赤になってオロオロするキミがかわいくて、今すぐにでも抱きしめたくなる。



俺は急に真面目くさって言った。


「いいよ、初夜的なもの。」



photo:04






「え?」


俺の言葉に、目をまん丸くして驚いている。

ほんとにかわいいいや…



「なっ…そんな、突然…


「いいって言ってんの。ほらっ、どうする?相葉ちゃん男?それとも女役?」



「…えーーーー!!男とか女とか…えーーー!!」



「だって、そうだろ?どっちも男じゃ、どうにもならなくねーか?」



「…まあ、そうだけど…じゃ…男…いや、女?」



「ふふふ…俺が~、男だと~、こんな感じ。」


そう言って、相葉ちゃんに向かって寸止めのキス。



「…で~、俺が~、女だと~、…はい、相葉ちゃん来てっ!」


相葉ちゃんが俺に寸止めのキス。





「はい…どっちがいい?」



「…どっちって言っても~…リーダーは?」



「う~ん…待ってる方が楽だから、女にしようかな。」



「…待ってる方が楽って…なんだよ、その理由。」


「だって、待ってりゃ、相葉ちゃんが全部やってくれるんだろ?」



「…いや、女もすることあんじゃね?」



「えー!俺もなんかすんの?」



「…するでしょ~?え?しないの?」



俺たちは顔を見合わせて、微笑んだ。




「…すること…あるか…確かに…。」



「あ、あるよ、たぶん。」







「…じゃあ、男にする。勝手にできるし。」



「えーー!勝手ってなんだよ~?」



「だから、俺の好き勝手にできるし。」


「ちょっ、ちょっと、俺の意見も取り入れてよ~!」




「え~っ、勝手にやらせろよ~!」



「リーダー…勝手にって、なにするの…



俺たちは、また顔を見合わせて、微笑んだ。




「なにするって…ナニするんだよ。」



「ナニとか言うなよ、リーダー!」



「は~っ?初夜的なものっていう方がやらしいだろうよ!」


「え~っ!!!そうなの?」





「知らん。」


「知らんってなんだよ~!」





俺は、相葉ちゃんを抱きしめた。



「もう、前置きはいいからさ、とりあえず…もう一回…これ、しよ。」



そう言って、唇を重ねた。



「あっ、ずるいっ!俺もっ!」


今度は、相葉ちゃんが唇を深くしずめてくる。





「…東京戻ったらさ、一緒に住もっ…


「…ん…ずっと一緒がいい…



「俺、絵ばっか描いてて、きっと放置するけど、いい?」



「…大丈夫、俺、一人遊び得意だから…




大きな黒い瞳の中に映る俺。


運命のキミとこのままずっと一緒にいられたら、それでいい。

温かなキミの笑顔に触れているだけで、こんなにも幸せを感じられる。



「相葉ちゃん…



「何?」



「笑って。」



「ふふふっ!も~なんだよ~!」



そう言って笑うキミ。

ああ、ほんとに大好きだよ。







運命の赤い糸。


俺たちを引き合わせてくれて、ありがとう。


俺は、キミの小指に絡む赤い糸に、そっと口づけた。




「男でも女でも、もうどっちでもい~や…


そう言って、ゆっくりキミの肌に唇を寄せる。




お互いの熱を交換するような夜。


今日は、俺たちの、結婚記念日。





Blue Moon~大野智~ 嵐×妄想小説







~end~



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