桜色の布
ほんのり淡いピンク色
満開の花の色
手に取れば、ホッと安らぐ控えめなかわいらしさ。
梅や躑躅(つつじ)のピンクとは違う
誰かにそっと寄り添う優しい色
この色は、桜の花で染めるものだと思っていた
あの花をたくさん集めて、色を採取し、布にうつすのだと思っていた
それは、幹と小枝から取った色だと知った。
しかも、年に一度
花咲く直前の幹や小枝からしか
あの色を取ることができないという
驚いた
桜色とは程遠い
幹や小枝からしか取れないなんて
しかも、花が咲く直前の幹や小枝じゃないとダメだなんて
そして、取れる色は、毎年違うなんて
桜の木は、花が咲くとき、全身で桜色に染まっていると言うことだ
見えているのはほんの一部
花咲く情熱が
その先から溢れ出ているだけで
本当は
身体の隅々まで
花咲く喜びを、全身で表していたんだ
それを知って思ったんだ
恋する気持ちを見せているのは
ほんのちょっとだけで
本当は
身体全部が想いで溢れている
桜の幹や小枝から、色を煮出すようにして
私の身体を煮出してみたら
きっと、恋の色が滲んでくるんだろうなあって
身体の奥深くまで
好きが染み込んでいるはずだから
どうしようもなく好きなときは、どんな色が取れるのか
泣きたいくらい好きなときは、どんな色が取れるのか
私の恋の色は
どんな色をしているんだろうなあ
VSの智くんの笑顔を見て、ますます好きになりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よろしければお気軽にどうぞ。
ちょっとだけ、百人一首を更新しました。
ただし、あちらは小説を書く場所なので、画像はありません。
普通に小説を読みに来る方がたくさんいます。
なので、嵐さんに関してはこちらのブログで、今のところはメッセージにてお願い致します。
「愛念」蒼月ともえ
PC http://www.berrys-cafe.jp/pc/reader/book.htm?bookId=984608&c=n
スマホ http://www.berrys-cafe.jp/spn/reader/book.htm?bookId=984608&c=n
「愛念」トップページにある、私の名前をクリック(タップ)すると、ここにしまってある、他のお話も読めると思います。
いつもありがとう。
感謝しています。
tomoe
iPhoneからの投稿
iPhoneからの投稿